アメリカでChase発行のクレジットカードを検討している方に向けて、Chaseのパーソナルアカウントとビジネスアカウントの連携方法やChaseポイントの活用方法について詳しくご紹介します。特に年会費無料で750ドル分のポイントを受け取れるChase Ink Business Cash等を作成された方にとって、ポイントの有効活用は重要だと思いますので、ご質問等があればこちらもしくはInstagramのDMよりお気軽にメッセージください^^
アメリカのビジネスカードとは
ビジネスカード(ビジネスクレジットカード)は、ビジネスの経費管理を簡単にするためにあるクレジットカードです。そのため、従業員等を複数人追加することが出来る点がパーソナルカードと異なっています。また特定のビジネスカテゴリー(例えば、オフィス用品や交通費、通信費など)に対して高いキャッシュバックやポイントを提供していることもあります。
アメリカでは、ビジネスカードの申請には特に厳しい条件があるわけではなく、誰でも簡単に作成することができます。例えば主婦であっても、自宅で行うガレッジセールやメルカリ、ハンドメイド商品を販売することなども小規模であれ立派なビジネスといえます。法人番号などは必要なく、SSN(セキュリティーナンバー)があれば誰でも作成できます。
ただデメリットとして、ミニマムスペンドが高く設定されていることが多いので、ご自身が達成できる条件のカードを選ぶことが大切です。
ビジネスカードの魅力点や申請方法、具体的な記入例を下記のブログにてまとめています。申請の際に参考にご覧いただけたらと思います!
また、ChaseのInkカードの魅力点や登録方法(登録リンク)等にについてはこちらをご覧ください!
Chaseのパーソナルアカウントとビジネスアカウントの連携方法
連携するメリット
- 一つのアカウントページで管理できる
Chaseでは、パーソナルアカウントとビジネスアカウントを同じオンラインアカウントに統合することができます。これにより、すべての取引やポイントを一度にログインしたらそのまま管理できるのでとても便利です。 - ポイントを1.25倍や1.5倍の価値にできる
Chaseの一部のカード、例えばChase Sapphire PreferredやChase Sapphire Reserveを利用することで、旅行やその他の利用においてポイントの価値が1.25倍~1.5倍に増加します。これにより、貯まったポイントの利用価値が大幅に向上します。
実際の連携方法
Chaseのビジネスアカウントを作成しログインします。(公式WEBページで可能)
右上のOpen an account の左のプロフィールボタン「Profile & settings」を押す。

「Account settings」から「Manage linked accounts」をクリック。

「Show my accounts」をクリック。

本人確認がある場合は実施
関連付けしたいアカウントの「Link relationship」をクリック。
確認画面で「Link relationship」をクリック。
「Your account has been successfully linked」の表示がされたら完了です!
ポイント転送の手順
次にChaseのポイントの集約方法を確認しましょう。下記はビジネスアカウントのポイント移行方法を画像を用いてご紹介していますが、パーソナルカード間のポイント移行も同様にログイン後「Combine Points」から可能です。
ビジネスアカウントにログイン
ビジネスアカウントにログインし、画面右側にあるChaseのマークが記載されている「Ultimate Rewards points」をクリックして、特典画面に移動します。

「Combine Points」を選択
転送元のカードを選択し、メニューにある「Rewards details」をクリックし、「Combine Points」をクリックします。
カードを選択
カード選択画面が表示されるので、転送元と転送先のカードを選択します。例えば、転送元に「Ink Business Unlimited」、転送先に「Chase Sapphire Preferred」を選択します。
※ご家族のカードに転送したい場合については下記にてご説明します。
ポイントを入力
転送するポイントの数を入力します。1ポイント単位で転送可能です。
確認画面
最終確認画面が表示されるので、内容を確認し、問題がなければ「Submit」をクリックします。
<実際に転送しました!>
今回は1032ポイントをInkカードからSapphireカードに転送しました!とても簡単なので、1分もかからず出来ました!これで下記で紹介しているようにChaseトラベルで利用すると1.25倍の価値になるため、1000ポイントが10ドルの価値から12.5ドルの価値としてパワーアップし、12.5ドル分利用できるようになりました!

ご家族のカードに転送したい場合
以前はオンラインで手続きができたのですが、現在は初回のみ、カスタマーサポートへ電話が必要です。移行元の名義の方が電話をする必要があります。5分ほどで終わるので、お時間のある時に試してみてください。2回目以降はオンラインで可能です。
<電話の流れ>
①移行元のカードの裏に記載してある電話番号に移行元のカード名義人の本人が電話をする。
②カードの下4桁とお住まいのZipコードを入力
ここまでは自動音声ガイダンスでカードの使用状況などを読み上げられ、その後にメニュー選択ができるようになります
③エージェントと直接話すというオプション「0」を選択
④自分のポイントを家族のカードに移行したいと伝える
(“I would like to transfer my point to my husband’s(Wise's)account.”など)
⑤携帯に送られてくる認証用の6桁の番号を伝える
(本人確認のため、登録している番号にショートメッセージが届きます)
⑥移行先のカードの種類、番号、名義人を答える
⑦最後に移行したいポイント数を伝える
Chaseポイントの使い方やお得な活用方法

ポイントサイトのホーム画面にある「Rewards details」→「Ways to use your points」から下記の転送方法や転送先を確認することが出来ます!
Chaseトラベルでホテルや航空券を購入する ★こちらがおすすめ★
ChaseのTravel Portalでは、以下の予約にポイントを活用できます。例えばChase Sapphire Preferredカードからこのサイトにログインして予約することで、1ポイント=1.25セント、Chase Sapphire Reserveの場合は1ポイント=1.5ドルとしてポイントを利用することが出来ます。
- ホテル予約 例:125ドルのホテルは10000ポイントで予約可能(100ドル分のポイント)
- 航空券予約
- レンタカーやクルーズ船の予約

このように、ポイントサイトにて587ポイントは7.34ドル分の予約に利用できると明記されています。
航空券購入に向けてマイルに転送する
Chaseポイント・URポイントは、以下のような提携先エアラインマイルへ1:1の比率で転送できます。
Chaseポータルで使う方がおすすめですが、マイルが少しだけ足りない時などにはいいかもしれません。
- Aer Lingus
- Air Canada
- British Airways
- Flying Blue
- Iberia
- JetBlue
- Emirates
- Singapore Airlines
- Southwest
- United
- Virgin Atlantic

ホテル予約に向けてホテルポイントに転送する
Chaseポイント・URポイントは、以下のような提携先ホテルポイントへ1:1の比率で転送できます。
Chaseポータルで使う方がおすすめですが、ポイントが少しだけ足りない時などにはいいかもしれません。
- World of Hyatt
Hyatt系ホテルは高い評価を受けており、特に高級ホテルでは1ポイント=2.2セントの価値で使えるようです。 - IHG Rewards
- Marriott Bonvoy

ギフトカードへ交換する
ギフトカードへの交換は、一般的に1ポイント=1セントですが、時々セールでお得に交換できることもあります。ただし、使う予定がないギフトカードを安く手に入れても、実際に使わなければ意味がないので気を付けましょう。

現在13店舗でセールをしていました。
支払いに利用する(Pay Yourself Back)
Pay Yourself Backは、直近90日の間にクレジットカードで購入した商品に対してポイントで支払うことができる仕組みのことをいいます。ポイントの還元率は1ポイント=1セントが基本ですが、セールをしているときに対象店舗に関して1.25〜1.5セントになることもあります。

AmazonやPaypalで利用する
AmazonやPaypalと連携してURポイントで支払いを行うことができますが、レートは1ポイント=0.8セントと低めです。可能であれば、他の方法でポイントを利用する方が価値を最大化できます。

ポイントを有効活用するためにオススメなカード
- Chase Sapphire Preferred
ポイントを1.25セントの価値で旅行予約に利用できるカードです。旅行をよくする方には非常にお得です。 - Chase Sapphire Reserve
ポイントの価値が1.5セントに増加し、上記と同じく旅行や特典航空券の利用に最適です。 - Chase Ink Business Preferred
ビジネスカードとして高還元率と様々なビジネス関連の特典があります。年会費とミニマムスペンドが比較的高いですが可能であればこちらもお勧めです。
クレジットカードを作成する際の基本ルールや気を付けたい注意点、その他のオススメのカードについてはこちらのブログをご覧ください!
Chaseのパーソナルアカウントとビジネスアカウントを連携させることで、ポイントの管理がスムーズになり、さらに高い価値でポイントを活用することが可能になります。ただ、活用できるカードは年会費が必要なので、先に無料カードを作成してポイントを貯めて、年会費が必要なカードをその後に作成して転送するのがおすすめかと思います!(先に年会費ありカードを作成しても1年はそのカードを保有できると思うので、次回のカードにインクカード等の年会無料のカードを選べば問題はないと思います!)この記事が、Chaseポイントを最大限に活用するための参考になれば幸いです!
ご質問等がありましたらお気軽にこちらもしくはInstagramのDMよりメッセージください^^ご覧いただきありがとうございました!!





