現在アメリカのイリノイ州に住んでいます。先日イリノイにある会場で受験してきました!登録方法や当日解答用紙への必要事項の記入方法が少しわかりにくかったので、本記事でお伝えできればと思います!
TOEICとは
TOEIC(Test of English for International Communication)は、世界中で広く利用されている英語能力テストの一つです。TOEICは、ビジネスシーンでの英語コミュニケーション能力を測定することを目的としています。特に、企業や教育機関での採用や進学の際に利用されることが多く、アメリカを含む世界各国で受験することが可能です。
TOEICの魅力は、信頼性と普及度が高い点です。特に日本の企業や機関は他の英語能力テストよりもTOEICのスコアを求めることが多く、受験者にとって保持していると有利になる資格となっています。また、TOEICは英語能力を客観的に測定するための手段として、学習やキャリアの方向性を見極めるのに役立ちます。
アメリカと日本で異なる点
メリット
アメリカの場合、受験者数が日本と比べて圧倒的に少ないです。そのため、受付待ちもなく、帰宅時もスムーズに帰ることができます。またイリノイの場合は会社のオフィスを借りてTOEICテストを実施しているため椅子もオフィスチェアで快適でした。
デメリット
金額が日本よりも高いです。2024年6月時点では80ドルに値上がりしていました。また会場によっては外の声が気になったり、CDプレーヤーが聞こえにくいこともあるかもしれません。音声チェックの時に伝えるか、CDプレーヤーの近くに座るようにしましょう。
登録期限
TOEICの受験に関して、米国とカナダではTOEICのリスニングとリーディングの公開テストが年に 12 回開催されています。登録締め切りは、常にテストの 1 週間前の木曜日の午後 5 時(米国東部標準時)です。たとえば、11 月 13 日(土)にテストを受ける場合は、11 月 4 日(木)の午後 5 時(米国東部標準時)までに登録する必要があります。座席数は限られているので受験を決定した際は早めに登録しましょう。
最新情報は公式WEBページにてご確認ください。
受験費用
2024年6月時点の受験費用は80ドルです。昨年までは75ドルだったので5ドル値上がりしました。
※オンライン登録の最後に、Visa、MasterCard、American Express、JCB、Paypal等で支払いを送信する必要があります。その際、カードはご本人様名義のものでなければならないと公式WEBページに記載されています。ただ、支払いページには特に注意書きはありませんでした。恐らく問題ないかと思いますが、念のためご本人様名義のカードを利用することをお勧めします。
2025年TOEIC公開テスト日程
2025年TOEIC公開テスト日程は下記です。

- Saturday, January 4, 2025
- Saturday, February 1, 2025
- Saturday, March 8, 2025
- Saturday, April 12, 2025
- Saturday, May 10, 2025
- Saturday, June 7, 2025
- Saturday, July 12, 2025
- Saturday, August 9, 2025
- Saturday, September 6, 2025
- Saturday, October 4, 2025
- Saturday, November 1, 2025
- Saturday, December 6, 2025
登録方法
TOEICの受験はオンラインで登録できます。アメリカでは、通常TOEICを受験するためには以下の手順が必要です。

①公式ウェブサイトで最新情報を確認
最新情報は公式WEBページにてご確認ください。
②オンライン登録ページへ
登録WEBページへ進む。
③受験したい国、地域、会場、受験日を選択する

※現時点でアメリカで受験できる地域は上記です。
④登録情報を入力する


※上記は自動翻訳した内容です。
⑤写真をアップロードする
写真は要件を満たしていない場合はキャンセルされるので気を付けましょう。
*写真の注意事項(一部のみ翻訳、詳細は下記をご覧ください)
無地の明るい色の背景の前で撮影 (空白の壁が理想的です)。
カメラに向かって正面から撮影。
普段着ている服装で撮影。
写真は頭と肩のみに限ります。全身写真は受け付けられません。
画像は JPEG ファイル形式。
最大ファイル サイズは 1 MB 未満。

⑥Additional Informationを確認
該当する人のみチェックをつけます。
・アメリカまたはカナダ以外に結果を郵送したい(追加費用5ドル)
・ビザのためにTOEICを受験する
⑦支払い
オンライン支払いを押すと下記の表示が出てきます。10秒ほど待つと次のページに自動で切り替わります。


クレジットカードかペイパルで支払うことができます。手数料は発生しません。
支払いが完了したら登録完了です。数時間以内に受験票がメールで届くので確認しましょう。
⑧受験票を印刷しておく
メールが受験票になります。このメール本文を印刷して当日持参しましょう。
メールに記載のRegistration IDが受験番号と同じ意味を持ちます。

当日の流れ
TOEICの受験当日は、以下のような流れになります。
①受付
身分証明書と受験票を見せます。13時に試験開始、12時から受付開始でした。
②部屋へ移動
10‐15名くらいの小さいサイズの部屋へ案内されます。今回の会場(イリノイ)では座席指定はありませんでした。リスニングパートではCDを流す会場が多く、私は聞こえやすいようにCDプレーヤーの近くに座りました。この会場では荷物は足元に置くことができました。別室に保管しないといけない会場もあるようです。
試験中に廊下や外で喋っている人がいるケースがあります。念のため廊下側ではない座席を確保すると安心です。また1人席、2人席などがあれば、集中できそうな1人席を確保できると良いかと思います。
③時間まで待機
時間までは参考書などを使っていても問題ありません。
今回の会場(イリノイ)では到着した人からスマホを使って動画を見ながら解答用紙に必要事項を記入しました。各自で動画を見るため、イヤホンがあると便利です。
*解答用紙に記入する内容について
1:名前 日本と同じように苗字名前の順で記入
2:性別
3:国コード コードが記載されている紙が配られました
4:言語コード コードが記載されている紙が配られました

5:受験者番号 受験票に記載があるRegistration IDを記入
6:生年月日 (月/日/年の順)
7:勤務先の情報(学生・主婦は記入不要、念のためhousewife/主婦と記入しました)
8:会場の情報(会場名・都市)
9:問題冊子のシリアルナンバー (~~-~という番号が記載されており、ハイフンより前の数字を記入)

10:グループコード 記入不要
11:アンケート回答欄 別途質問用紙が配られた場合のみ、TOEIC受験経験や英語の使用頻度などを答える
12:質問欄 記入不要
13:サイン 解答用紙に書いてある宣誓文(I hereby agree~~)をそのまま書き写します。記入欄がとても小さいので大きな文字で書くと書ききれません。できるだけ小さな字で記入しましょう。最後にサインと日付を記入。

④集合の合図
試験予定時刻後に全員で必要事項を記入する時間がありました。ただ、ぎりぎりに到着した場合少しバタバタしてしまうので、早めに到着して事前に記入しておくと良いかと思います。事前に記入済みの方は記入漏れがないか確認しながらテスト開始を待ちます。
⑤リスニングテスト
日本と同じく45分です。
⑥リーディングテスト
日本と同じく75分です。
⑦解答用紙を回収
⑧帰宅
人数も少ないので一斉に帰宅できます。(日本だと順番を待たないといけないケースもあります)
持ち物
・受験票
・写真付き身分証明書 (運転免許証またはパスポート)
・鉛筆/消しゴム
私は置き時計も持って行っています。特に注意されたことはないので、見やすい時計を持参されるといいかと思います!
TOEICの受験は、英語能力を客観的に測定できる1つの手段です。アメリカでの受験は、英語学習のモチベーションの向上やキャリアを築いていくうえで現状把握ができる良い機会になるかと思います。詳細な情報等は公式ウェブサイトをご確認ください。
また、英語能力アップに向けて夫婦で利用しているおすすめのオンライン英会話「ネイティブキャンプ」についてもぜひご覧ください!
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注意点
音量について
アメリカでTOEICを受験した際、音量が小さくて誰かがページをめくる時などに音声が聞こえにくかったことがありました。そのため本部に連絡して再度受験させていただきました。その時は事前に試験官に「前回音量が小さかったので音量を少し大きくしてほしい」と伝えたところ、結果として少し大きすぎました・・・!テスト前に音声テストとして流すことが難しそうな雰囲気で、この時はリスニングパートの説明文を流し始めてから音声が問題ないかアイコンタクトで確認してもらったのですが、大きすぎるとも言えずで終わってしまいました。(少し大き過ぎるくらいで問題なくテストは受けれました)次回は事前に音声テストをしてもらえないか確認してみようと思っています。
モチベーションを保ちながら、アメリカ駐在中に英語学習も頑張っていきたいと思います!
ご覧いただきありがとうございました!



